HOMEace.|VAIO スペシャルコンテンツ第1回:出会い、愛、そしてコラボへ 編

ace.|VAIO かばんのプロとパソコンのプロが、手を組んだ。

「かばんのプロ」エース株式会社と、「パソコンのプロ」VAIO株式会社。
“高品位なものづくり”を目指してそれぞれの業界を牽引してきた両社が、ひょんなことから出会い、コラボレーションが実現。
ありそうでなかった「パソコンメーカーが本気でオススメするPC収納バッグ」をつくるまでの、あんなことや、こんなこと。
開発担当のふたりに聞いてみました。

第1回:出会い、愛、そしてコラボへ 編ace.|VAIO ~開発への道 〜

モバイルPCが収納できるバッグをこれまで数限りなく世に送り出してきた、かばんメーカーのエース。そんなエースが、長い歴史の中で、意外にも初めてPCメーカーとコラボレーション! お相手はなんと、あのVAIOです!
VAIOといえば「薄くて最先端でかっこいい、いつかは持ちたいモバイルPC」の代名詞。まさかのVAIOとの協業ですが、コラボ企画の誕生は偶然の出会い、そして愛がきっかけでした……。
エース株式会社
MD本部
デザインセンター デザイン課
サブマネージャー
馬場安彦

ビジネスバッグのフラッグシップモデル「EVL」シリーズをはじめ、数多くの商品企画・デザインを担当。常にバッグのことを考えている。趣味は毎週末の家電量販店めぐり。そのせいか、気がつくとついカメラや時計を何台も買ってしまうことが最近の悩み。

<VAIO歴>
20年来のVAIOファンで、人生最初に買ったのは505シリーズのノートPC。2代目は深いパープル色に「カッコイイ!」と魅かれてしまい、たまらずデスクトップPCを購入。好みのタイプはC1やPといった小型のモデル。
VAIO株式会社
マーケティング部
マーケティングプランナー
兼)マーチャンダイザー
日高康成氏

有名美容室の創業サポートから店舗運営、インテリア商品輸入及びECサイト運営などを経て、VAIOへ。MA/SFAの社内導入・運用などB2Bマーケティング全般を担当する敏腕マーケター。直販EC「VAIOストア」のマーチャンダイザーとしてサイト運営、商品選定や仕入れも担当。ガジェット好きで常に最新情報をチェックし、時には海外から輸入することも。

<VAIO歴>
学生時代に初めて買ったPCはVAIO「PCG-TR2」。以来、歴代のPCはすべてVAIOで、しかも全てオーナーメイド品。現在、愛用するのは「VAIO S11 | ALL BLACK EDITION」。PCを持ち歩くバッグを常に探している。
※経歴はインタビュー当時のものです。

溢れるVAIO愛を持つ2人が出会う

ある日、都内某所で開催されたIT系セミナーに出席したエース社MD本部の馬場安彦。その会場で、偶然にもVAIO社マーケティングプランナーの日高康成氏に出会う。日高氏といえば、デジタルマーケティング分野では名の知れた存在。実は20年来のVAIOファンである馬場は、溢れるVAIO愛を抑えきれず日高氏に話しかける。

馬場VAIO社の日高さん、ですよね? 私、鞄のエース株式会社の馬場というもので…

馬場は日高氏に素性を明かし、VAIOのどこが好きか、いかに自分にとって大切かなど、VAIOへの愛情について熱く語る。

馬場人生で初めて買ったのがVAIOの505シリーズだったんです。それ以来、デザインも操作性もVAIOの虜になってしまいました。欲しくても買えなかったモデルもありましたが、ずっとVAIOを使い続けています!

興奮気味に話す馬場に驚きながらも、それを上回る熱量で返す日高氏。VAIO愛なら日高氏も負けていない。

日高氏そうなんですか!私も筋金入りのVAIOファンで、VAIOが好きすぎてこの会社に転職してしまったほどなんです。最初に買ったPCから歴代すべてVAIOでして。まさかこんな所でファンの方にお会いできてうれしいです!

立ち話で大いに盛り上がり、すっかり意気投合した2人。そこで馬場は意を決し、秘めていた想いを切り出す。

馬場PCバッグとか……何かコラボレーションできませんか?

MADE IN JAPANによる“ものづくり”への
強いこだわり

後日、改めてVAIO社に赴いた馬場。そこでお互いの会社の“ものづくり”の姿勢、ブランドポリシーに共通点が多いことを発見する。

VAIOは言わずと知れたPCの名ブランド。スペックの高さはもちろん、洗練されたデザインや使い勝手の良さから、常にビジネスユーザーにとって憧れの存在。

最新モデルも薄型・軽量を実現しながら、サイド部分にさまざまな出入力端子を備えるなど、ビジネスシーンに必要な機能をしっかり搭載している。

馬場プロジェクターを使うことも多いから、サイドにVGA端子が付いていると本当に便利なんです

日高氏モビリティを高めても実用性を損なっては意味がありませんから。“ビジネスモデルにはこの機能は必要だよね”といった話し合いを重ね、かなり考えて作っています

また、キータッチ音はノイズを低減し、ユーザーも周囲にとっても静かで心地良い打鍵音にするなど、強いこだわりを持って開発されている。

日高氏実際にPCで一番触るのがキーボード。だからこそストロークから音まで心地良さを追求していて、好評を得ている箇所の一つなんですよ。VAIOは使っていて気持ちいいPCを目指しています!

馬場キータッチが気持ちいいから、僕はVAIOがやめられないのかも(笑)

驚きの薄型・軽量を実現しながら、ビジネスシーンでの使い勝手を両立させているVAIOのPC。

そんなVAIOの心臓部が、長野県の安曇野(あずみの)市にあるVAIO本社工場。その特徴は、商品企画・設計から、製造・アフターサービスまでワンストップで行っていることだ。安曇野工場にすべてのリソースを集約することで、他社とは一線を画す高品質・高品位なものづくりを可能にしている。

長野県安曇野市にあるVAIO本社工場

また、VAIOは機能とデザインのバランスを前提に、設計段階で徹底的に品質試験を繰り返し行っている。たとえばモバイルPCでは、ペンを挟んだ状態でディスプレイを閉じた際にも内部の基板やデバイス、データが守れているかを確認するペンはさみ試験、電源を入れた状態で150ccの水を注ぎ込み、データを保存するまでの間、正常動作することを確認するキーボード水かけ試験等を行うことで高い品質をキープ。VAIOのものづくりへのこだわりがうかがえる。

ペンはさみ試験(左)、キーボード水かけ試験(右)

一方のエース株式会社もまた、MADE IN JAPANによるものづくりを行っている。北海道の赤平(あかびら)市にある赤平工場は、エース社が約70年にわたって培ってきた、鞄づくりの技術とノウハウが集約された最先端ファクトリー。熟練の技はもちろん、職人ひとりひとりがエース社の鞄を作っていることに誇りを持ち、常に最高品質のものをユーザーに届けることを意識している。

赤平工場では、高い縫製技術が要求されるバッグやラゲージを製造すると同時に、海外の生産拠点に対するマザー工場としての役割も担う。まさにエース社の基幹となるファクトリーだ。

北海道にあるエース株式会社の赤平工場

使い勝手の良い立体的で美しいフォルムに仕上げるため、赤平工場のかばん製造部門では手作業で縫製を行っている。常に一定のクオリティを保つため、各製造ラインでは1時間に1回、管理者が品質チェックを行う。また、ナイロン生地は温度や湿度の変化によって伸縮するため、生地は数日間寝かせて安定させるなど、鞄づくりへのこだわりを追求。

(左)手作業による縫製が美しいフォルムを生み出す
(右)使い勝手を追求し、かばん一つ一つを職人の手で微調整

また、品質試験では、独自の厳しい基準を設けた落下・衝撃テスト、生地の引き裂き・摩耗テストなど数々の耐久テストを行い、世界一の品質を目指す。

赤平工場では、スーツケースでもかばんでも等しく、
すべての製品に対して厳しい品質管理と強度試験を行っている

熟練の技を駆使し、過酷な耐久試験をパスして生まれるエースのバッグ。機能面においてもユーザーの使いやすさを第一に考えて、ものづくりを行っている。

現在では、製造拠点は一部海外にも広がっているが、赤平で培われたものづくり精神や技術は海を越えて受け継がれている。その代表モデルが、1990年代に登場し、以来、多くのビジネスマンの支持を集めてきた「EVL」シリーズだ。ビジネスで使うことを想定し、これまでエースがさまざまな機能を追求し続けてきたビジネスバッグのフラッグシップモデルとなる。

EVLシリーズは、“最高の機能性・パフォーマンスでビジネスパーソンをサポートする”ことをコンセプトに誕生。1998年の初代モデル「EVL-1」の内装には、フロッピーディスク用ポケットを搭載するなど、モバイルPCがそれほど普及していなかった頃からビジネスユーザーにとって必要な機能を模索し、常に時代を見据えて進化し続けてきた。
それから21年。EVLシリーズの最新モデルが2019年2月初旬に登場する。新たな進化をとげる新シリーズ「EVL-3.5」に、期待が高まる。

EVLシリーズの新フラッグシップモデル「EVL-3.5」

日高氏エースのかばんが、ここまでユーザーのことを考えて作られているとは知りませんでした。このご時世に日本製モデルもあるし、機能も盛りだくさん。どうりでVAIO社内でも使っている人が多いはずです。今回のコラボレーションも社内から『あのエースさんと!?』と驚きの声と応援をもらいましたよ。

馬場ありがとうございます。いや〜、でもさすがはVAIOさんですね。こだわりがハンパない。品質の高さには目を見張るものがあります。エース社内にもファンがおりまして、海外出張を頻繁にする担当者などは、薄さと軽さ、カッコよさが好きで『PCはVAIOに限る!』と言って愛用していますよ。私ももっと好きになりました!

お互いのものづくりに対する姿勢を確認し合った2人

今までにないPCバッグが完成すると確信

お互いの対話を通して、「MADE IN JAPAN」「高度な職人技術」「徹底した品質管理」など、お互いのものづくりへの姿勢・強いこだわりを共有し合った馬場と日高氏。そして確信する。

「鞄の匠であるエースのビジネスバッグに、PCの匠であるVAIOのアドバイスを加えると、今までにないPCバッグができるのではないか」

2人の意見は一致し、コラボバッグ開発に向けて動き出したのだった……。

こうして、日本のものづくりを代表する2社が協業し、
独自開発のPC収納機構を備えたビジネスバッグが誕生します!

現在、鋭意製作中のため、まだお見せできないのが残念ですが、
少しだけリークすると両社のノウハウを生かした日本製の限定生産モデルとのこと。
発売は2019年の2月中旬を予定しています。

今後もウェブサイトで続報を発信していきますので、
どうぞご期待ください!

EDITOR: 津田 昌宏 PHOTO GRAPHER: 岡田 ナツ子